ブリキのジョーロに、
ビクトリア時代の球根ベースが届きました。
色とりどりのアンティークベース達が、
お店のメインテーブルを彩っています。
いまからさかのぼること、300年ほど前、
ヨーロッパでは空前の球根植物ブームが
起きていました。
きっかけはチューリップが大流行したことですが、
当時かなり珍しい存在だった球根を、
ヨーロッパの植物愛好家たちが高値で買い付け、
”チューリップバブル”という歴史的現象になったそう。
イギリスでもビクトリア時代に、
球根植物の人気と共に、多くの球根ベースが
デザインされたそうです。
そういうった背景の中で生まれた球根ベースは、
いまも多くのアンティーク愛好家に親しまれているそうです。
春が待ち遠しい季節、
そんなヨーロッパの歴史に思いを馳せながら、
球根植物を育ててみるのもいいかもしれません。